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特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)7月度速報アップ。


速報7月度、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査がアップされました。いつも分析はしていますが、9月9日の時点で速報が7月ですので情報としては遅すぎます。統計が統計ですから仕方ないですね。ただ、ダイコク電機のSIS等とは、違ったところのデータである程度信憑性があることは間違いないのと従業者の情報や事業所の増減などが正確にわかるので参考になります。

さて、データの中身ですが、ついに売上高対前年同月比が28ヶ月連続のマイナスとなっています。しかも直近は二桁のゲインの連続ですので機種構成の中身の変化という理由が明らかであっっても未曾有の深刻な状況に変わりありません。従業者数は増となっていますので反比例して生産性は悪化の一途をたどっています。

コンパスで加工したデータを添付します。詳細というか総額のデータや対比データでなく過去の推移の実数データを確認されたい方は、経済産業省のホームページをご確認ください。URLは、PDFに表記しています。あくまで速報ですので確報で微修正されるかもしれません。また、対比データの総額との違いは、売上高月度対比に対して、1日当台売上対比にしていますので日数換算で多少の相違が出ます。1ヶ月28日と31日の最大1割の差異が分析値としては出てしまうということです。

安倍政権のアベノミクスで言うところのGDPなど総額だけで追いかけるのではなく、1人当たりGDPなどで見るなど、中身の見方、見え方が変わり、判断にも影響を及ぼしますので分析値としては2方向から見ておくことも時に重要です。見せ方を使い分けているのも政府のずるいところでそこは特に要注意です。

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