SISより見えること:緊急、重要「1円パチンコの小数点以下3桁の謎」
年初の年度総括で「パチンコの衰退期は終わり壊滅までの秒読み段階に入る」という過激なレポートをしましたが、そのくらいの危機感はすでにホール様はおもちのことと思います。SISより今月に入り全国1円パチンコの玉利に異変が起こっています。明らかに「シグナル」であると考えます。0.06(6銭代)という玉粗利が、18日、19日、24日と3日も出ております。これは過去10年(低貸が出てから)のSISデータで繁忙期等において0.08、0.09という上振れはあっても、記憶にほぼないです。もしかしたら半年レベルで0.06というのはあったかもしれませんが、突発的なことです。 小数点以下3桁の動きが見えないのでそのぶれ幅は大きいとも言え、全国というマクロ視点で見たら誤差の範囲かもしれませんが、逆に全国であるが故に小数点以下2桁ということを考えた場合、0.07超で10年間推移していたものが、0.06の動きを見せたということは誤差とは言えず大きな「シグナル=異変」であることは間違いないです。 利益率か、玉利か、とどのつまりは、先人からの教えである「割数」の問題となりますが、

特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)11月度速報アップ。
速報11月度、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査がアップされました(数字の精度は各自でご確認をお願いします)。1月14日の時点で速報が11月ですので毎回のことですが情報としては遅すぎます。 全日遊連加盟店舗の実態調査によると11月の新規店舗数は8軒、廃業店は37軒で11月末時点の組合加盟の営業店舗数は9993軒とのこと。とうとう1万を切りました。この週末大寒波とのことですが相変わらず寒い話しかありません。 売上高対前年同月比が32ヶ月連続のマイナスとなっています。さらに2桁のゲインです。総売上高も稼働数も客数も、統計上最低値更新です。諸般の事情含め11月だから仕方ないですね。ただ、12月以降なんとなくですが、客数においては明るい兆しも見え隠れしています。年末年始は曜日の入り方からか前年比ダウンという結果にすでになっています。 お店によっては、この厳しい折ですが業績を向上させているところもちらほらあります。見ていても着眼点が良かったり、相応の努力が見られます。また、煽りではないところでコピー一つ取ってもワンパターンではなく良く考えているなあと
DK-SIS 年度データ10年を振り返って
SIS10年を振り返ってデータから読み取れること (具体的な数値は出せません。悪しからず) 1 いよいよパチンコの衰退期は終わり壊滅の秒読み段階 2 大きな原因はスロットARTの出現と4円パチンコの釘調整 3 次の成長には大きな時間を要する。5スロの運用にヒント! これからすること 結論1:4円パチンコの客数アップを図り、5スロのような運用をする。 結論2:デジタル広告で1人でも多く客数を確保する。 (4円パチンコ) 一貫して上がって欲しい数値が下がり続け、下がって欲しい数字が上がり続けているという、未曾有のひどい状況が続きさらに加速している。 -主要な数値で下がり続けたもの アウト 台粗利 稼働時間 -主要な数値で上がり続けたもの 玉単価 時粗利 -主要な数値で概ね維持されているもの 利益率 鶏が先か卵が先かだが、行政による射幸性の抑制に対して、パチンコメーカーの取ってきた施策が、取りにくくなった粗利確保のために玉単価の上がる機械を作り続けてきた。他方2008年から低貸しが出現し、さらにARTの台頭から4円パチンコのユーザーが加速的に減少しだす