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SISより見えること:緊急、重要「1円パチンコの小数点以下3桁の謎」

年初の年度総括で「パチンコの衰退期は終わり壊滅までの秒読み段階に入る」という過激なレポートをしましたが、そのくらいの危機感はすでにホール様はおもちのことと思います。SISより今月に入り全国1円パチンコの玉利に異変が起こっています。明らかに「シグナル」であると考えます。0.06(6銭代)という玉粗利が、18日、19日、24日と3日も出ております。これは過去10年(低貸が出てから)のSISデータで繁忙期等において0.08、0.09という上振れはあっても、記憶にほぼないです。もしかしたら半年レベルで0.06というのはあったかもしれませんが、突発的なことです。


小数点以下3桁の動きが見えないのでそのぶれ幅は大きいとも言え、全国というマクロ視点で見たら誤差の範囲かもしれませんが、逆に全国であるが故に小数点以下2桁ということを考えた場合、0.07超で10年間推移していたものが、0.06の動きを見せたということは誤差とは言えず大きな「シグナル=異変」であることは間違いないです。


利益率か、玉利か、とどのつまりは、先人からの教えである「割数」の問題となりますが、マックス機がほぼなくなり、玉単価が下がって、売り上げが下がるのは当然として、反比例して利益率が上がるか、横ばいにあるにも関わらず玉利が「下がった」ことに問題が見え隠れしており、特に1円の小数点以下3桁の推移に答えはあるように推察できます。ですが、見えないところに謎があります。


現状のように稼働の少ない状態では、釘調整の「腕」や管理云々以前に、データ型管理者は、そのデータがない(稼働が分析レベルでない)ので釘調整が物理的にできない状態にあります(原点回帰で「打感」=感性(覚)& 勘 型管理者への脱皮が必要)。さらに1円パチンコは、ほぼ調整置きっぱが多い今日の状態で自然にそうなった(0.06)ということであればそれはそれで問題で、指標が利益率のため玉利を見てなかったということであれば、またそれも大問題です(粗利が減少して4円への負担増になる)。


必然的に全店ベースの粗利が減少するので、意図的あるいは自然であっても4円をさらに痛めつければ、壊滅へ進みます。ここで救われるのは、数値上4円も同様に玉利が下がっている傾向が見られているのでまだマシな状況です。ただ、その粗利で店舗経営が成り立つのかは別問題です。意図としては、逆に締めて利益率を上げているのに低玉利になっているとしたら、これは末期症状で壊滅へまっしぐらに進んでいると見るべきでしょう。


12月から昨日までの1円パチンコの玉単価、玉利、利益率と台粗利の日毎時系列における相関を移動平均含め是非分析してください。要は割数と限界粗利(移動平均玉利と玉単価、稼働の交叉)と稼働を観察(問題発見)して、分析(原因を推定する)し、その原因を特定して、早い段階での対策を打つべきです。その前に観察、現状をしっかり確認することが肝要です。


さらにそこに稼働と客数、デジタル広告のインプレッション(表示回数)とコンバージョン(成約要因:クリックや動画視聴数)の相関を照らし合わせれば、「解」がないことも含めた何らかの因果関係が導き出せるのではないかと思います。もし因果関係が明らかになったらしめたものです、デジタル広告を大きく打つしかありません。詳しくお知りになりたい方は、お問い合わせくださいませ。1円パチンコの玉利小数点3桁に謎があり、解があります。

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